御家流神路会 主宰 東尭霞先生
香道は室町時代に貴族や大名など、当時の知識人を中心にして成立した文化です。
四季の自然や、人の世や、心の襞を香の香りに託し、その綾を楽しむ。
そんなゆとりと繊細さが香道の心です。
御家流はそうした優雅な「遊び」の要素を、最も色濃く伝えています。
主席者同士で心楽しむ事が何よりも大切で、
堅苦しい決まりごとやお作法を覚える事が本意ではありません。
過度に情報化され、安らぐことさえ難しくなっている現代において、
仕事帰りの方から趣味のための方まで専門的な知識がなくとも、
『癒し』だけでも皆様に味わっていただければと思います。
香道
その席の雰囲気を楽しみ、良い香りに接し、心豊かなひと時を一人でも多くの方に
味わっていただきたいと思っております。
どんな雰囲気か、どんな事をしているのか、是非一度ご見学にお越し下さい。大歓迎です。
●香道●
香の習慣そのものは、世界各地にありますが、それを宮廷文学などと結びつけ、香気漂う遊びにまで高めたのは日本だけです。茶道とともに、室町期に洗練された中世期日本文化の粋といって良いでしょう。
香水の国であるフランスでも、これほど奥の深い香りの楽しみ方はフランスにはありません。」と
言われました。 茶道とともに、室町時代に洗練された中世日本文化の粋といってよいでしょう。
●良い香り●
組香に使われるのは、大きく分けて6種類の香木。 伽羅、羅国、真南蛮、真那伽、佐曽羅、寸門多羅の
名はそれぞれ インド、タイ、マナバール、マラッカ、サソリー島、スマトラの 主産地を指す。
それら東南アジアの国から古くは1300年前に渡来したものである。
香気を通じて、漢方の成分もあるので、気持ちを落ち着かせるアロマテラピー効果やも期待されます。
ごく普通の香木でも金の3倍の値段。なんとも贅沢な遊びですが、
この喧騒の現代、ひと時の優雅さを味わうのも良いのでは。
●東 尭霞●
昭和女子大学を卒業、茶華道の素養を積み、宮尾登美子の「伽羅の香り」のモデルになった山本霞月の直弟子竹山千代に師事。その後三条西堯山宗家の直弟子となる。
東家の祖先にあたる下総国 十三代領主・東 常縁(とうのつねより)は武人でもあるが
歌道古今伝授の創始者でもあり、名香「月」を所持していた。
作法より香そのものを大事にする御家流は室の良い香木を持っていることが条件であり、
また東家の香木を受け継ぐ意味もあって香の道に自然に進んだ。
●専門的な知識がなくとも●
香を聞く遊びであり、当てることが中心ではない。お作法や決まり事は徐々に身についていくもので、
大切なことは何よりもその席の雰囲気を心楽しむことです。騒々しい現代、静寂の中でよい香りに接し、
心豊かのひと時を一人でも多くの方に味わっていただきたい。
●「遊び」●
香炉の中に小さな炭団を埋め、銀葉という雲母を銀線で縁取りしたプレートの上に小さな香木を乗せて
熱を加えて香りをたてる。香炉がまわってきたら、左手の上に載せて、右手で被った指の間から香を聞く。季節にちなんで「名月香」、「菖蒲香」、「七夕香」 といった名前がつけられている。これを組香という。
それぞれの組香には作者があり、席そのものがひとつの作品である。その香席の趣向を読みとって、
本当に楽しもうと思ったら、季節に託す和歌をはじめ、和歌をしたためる書道や絵、
お茶の作法やいろんな教養がなければならない。 人格的な要素だって必要になる。
初心者にはそのような堅苦しい素養は必要なく、その席の雰囲気と、香の佳さをあますところなく
味読することを中心に指導している。
作法重視の志野流と異なり、御家流は遊び心があって、初めての人にはとっつきやすいのでは。
 ◆月謝 6,000円
 ◆第3金曜日 18:30より

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